硝酸塩の完全除去に成功!次はリン酸をフォスガードで除去する!

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添加剤AZ-NO3を使って茶ゴケの原因となる硝酸塩を除去する計画。
1ヶ月間、毎日添加していました。今回はその結果報告と新たな難題についてです。

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硝酸塩は完全除去に成功!

みごとに1ヶ月で完全に除去することに成功しました。前回よりも硝酸塩が減っていることがわかります。

数値で言えば【0】なので、減っているというよりは硝酸塩は水中に存在しないことになります。

この間水換えは1回のみです。本来なら水換えの頻度を多くして、物理的に硝酸塩を減らすのが理想です。
今回はAZ-NO3の効果の高さを知りたかったので、敢えて水換えは1度だけにしたのです。
使用したAZ-NO3のラベルに偽りなし!自信を持ってオススメします!

1ヶ月かけてゆっくりと数値を落としていくので、生体への影響はありません。
添加量は60cm水槽の場合、規定の半分になるのでかなり少なくなります。故に
「効いてるのかなぁ???」
と半信半疑になりますが、前回の記事にあるように2週間ほどで効果が実感できるハズです。

最終的には20滴を毎日1回添加していました。今後は間隔をあけて添加を続けます。

次の敵:リン酸

以前、サンゴも飼育していたのでレッドシーのリン酸の試薬は持っていました。

硝酸塩を測定したついでに、久しぶりにリン酸も測定してみました。
すると、、、

明らかに濃い色。。。
硝酸塩は完全に除去できたものの、リン酸が高い値で検出されました。
これはまずい!

リン酸

リン酸はケイ酸と同じく水道水に多く含まれるほか、エサにも含まれています。
わが家では浄水器でRO水を作っているため、リン酸もケイ酸も除去されています。

実際、RO水を検査してもリン酸は【0】でした。仮に浄水器で完全にリン酸を除去できないとしても、今回の検査結果の値は高すぎます。

魚への影響は少ないですが、サンゴには悪影響必至です。
最近、石灰藻がライブロックに付着しないと思っていたところでした。石灰藻はリン酸が多い水槽にはできません。
ミドリイシが飼えるような清浄な水質でないと、石灰藻は増えません。そもそもリン酸は自然の海水には含まれていません。

なぜ検出されたのか?

RO水の検査では【0】だったのに、飼育水の検査結果がNGだった理由はなんでしょうか?

リン酸は放っておくと底砂やライブロック、ろ材に蓄積していきます。
今回のようにRO水を使っていてもリン酸が検出された理由も、おそらくそれらにリン酸が蓄積しているからだと思われます。

特に底砂下や外部フィルターにデトリタスがある場合は要注意。
まずは底砂とデトリタスの掃除をすることにしました。

まずは掃除でデトリタスを除去

①デトリタスが舞い上がるので一旦、魚とライブロックを別水槽へ隔離。
②底砂を取り出し、新しく作った海水で洗う。(米とぎの要領で)
③水槽に貯まったデトリタスを吸い出す。
④洗った底砂を元に戻す。
⑤外部フィルターのろ材も海水で軽く洗う。
⑥外部フィルターのコンテナの底に貯まったデトリタスを除去する。
⑦外部フィルターを再設置し、魚とライブロックを戻す。

手順はこんな感じです。
飼育水も全換えしたいところですが、生体へのストレスを考えてヤメました。

フォスガード投入!

外部フィルター(エーハイム2213)を掃除したついでに、コンテナの一番上にコイツをセットしました。

シーケムが発売している【フォスガード】です。いわゆるリン酸吸着材です。
吸着したリン酸を放出することがないので安心して利用できます。
50gをネットに入れてセット完了です。
AZ-NO3と同じく、この商品の効果も実は体験済み。

50gでも3~4ヶ月効果が続くのでコストパフォーマンスも良い商品です。
セットしたからといって一気に除去するわけではありません。規定量を守ればPhへの影響はありません。

いつもお世話になっているショップでも使用していて、スタッフさんに使用感を聞いたところ
「高いアイテムだけど効果も高い!」
とのことで購入しました。

ショップや通販でも売り切れになることが多いので、見つけることができたらラッキーかもしれません。

結果は2週間後に。

まだライブロックのもリン酸が蓄積されている懸念もありますが、ひとまずデトリタス除去+フォスガードで2週間様子を見ます。
リン酸吸着剤【フォスガード】の使用結果、効果報告は2週間後に掲載します。
お楽しみに!

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