【バウムテスト】一般的な解釈まとめ

いろいろ
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前回はルネ・ステラの解釈について書きました。⇒こちら

ルネ・ストラの解釈は偉大なものですが、他の研究者と異なる部分もあります。今回は、バウムテストの「一般的な解釈」をまとめてみました。

もちろん前回同様バウムテストの解釈は単純なものではなく、様々な観点から判断する必要があることを忘れないでください。医師や医療機関がどのように利用、判断するかは実際はわからないのです。

今回はこちらの書籍を参考にまとめました。

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木の中心として、最も目立つ部分です。よって幹は自我の状態や情緒の状態を表します。過去の経験を示すこともあります。
・細い幹
⇒抑うつ感 無力感 疲弊
 
・塗りつぶされた幹
⇒強い自己嫌悪
 
・幅が変わらない幹
⇒頑固 うわべを飾る
 
・幅が太くて大きい
⇒自信の表れ 理性よりも感情に支配されがち
 
・分離した幹:上部がY字に開いた幹
⇒理性と感情のバランスを失っている
 
・まっすぐな幹
⇒頑固
 
・水平に伸びる幹
⇒外界からの圧力 自分の世界への逃避
 
・幹の輪郭が凸凹している:著しく湾曲した幹
⇒成長過程における不安・葛藤などの満たされない欲求や心的外傷となる経験
 
・幹だけの木
⇒抑うつ状態
 
・幹に穴があいている
⇒トラウマ 強い不安感

樹皮

外界との接触、他者との関係の仕方を表します。
・黒く塗りつぶす
⇒強い自己防衛
 
・角ばって荒く、ウロコ状の樹皮
⇒幼少期の外傷体験 自己防衛が強く外界への警戒心
 
・輪郭が丸くやわらかい印象の樹皮
⇒自己防衛するにしても外界に順応しようとする
 
・樹皮の左側を陰影で強調
⇒内向的 空想傾向
 
・樹皮の右側を陰影で強調
⇒外向的 環境に適応しようとしている

樹冠

理性や知性、思考の働きを象徴しています。その人の目標を示すこともあります。
・大きい樹冠
⇒知性を重視している 何かに没頭しがち
 
・同心円状の樹冠
⇒自己中心的 引きこもり傾向
 
・いくつかの茂みを伴う樹冠
⇒いくつかの目標をもっている 自分の意図を隠す 用心深く外界と接触する
 
・いくつかに分かれた樹冠
⇒用心深い
 
・雲や綿菓子状の樹冠
⇒外界と調和し、常識にそって適応した生活をおくる
 
・二等辺三角形のような角張った樹冠
⇒高い要求水準 非社交的

無意識の衝動・欲求・能力の状態を表し、その人の過去を示すこともあります。
・地面に食い込む大きなツメのような根
⇒現実から離れる怖れ 外界への攻撃的態度
 
・しっかりした根
⇒安定している
 
・根がない
⇒強い不安感 恐怖 緊張

その人の目標や理想の方向を示します。他者との相互作用や自分の可能性についての見方も示します。
・枝も幹も単線
⇒強い自我 無力感や不適応感をもっている
 
・左右対称の枝
⇒視野が狭い 自己表現力に欠ける 物事を体系づけようとする強迫性
 
・先端が槍のように鋭くとがっている
⇒感受性の強さ 抑制された敵意や攻撃衝動
 
・端にいくほど太くなる枝
⇒無思慮 外向性 敵意
 
・上向きに伸びる枝
⇒現実と空想の両面において満足している
 
・垂れ下がった枝
⇒外界の影響を受けやすい 自主性、抵抗力の欠如 抑うつ気分
 
・折れた枝
⇒無力 過去の失敗
 
・枝の一部が枯れて垂れ下がっている
⇒外傷体験 違和感 無力感
 
・右側の枝を著しく強調している
⇒情緒的な満足よりも、知的なことに満足を得ようとしている
 
・左側の枝を著しく強調している
⇒情緒的な満足を強く求める傾向
 
・枝がない
⇒変わりたい

他者に是認されたい欲求や自己を隠し外見を飾りたい欲求、几帳面さ・観察力・完全を求める強迫傾向を示します。
・落ち葉
⇒強い感受性 外界からの圧力によって自己の統制力を失っている
 
・葉がない
⇒孤独である
 
・1枚ずつ独立した葉
⇒完璧主義
 
・葉が舞っている
⇒自意識過剰傾向

地面の線

・過度に強調した地面の線
⇒不安感や依存欲求が強い

 

・草が生えた地面
⇒疲弊

 

・用紙の下を地面の線とみなしている場合
⇒抑うつ的な感情

 

・平坦な地面
⇒平和 充実感

 

・傾斜した地面の線
⇒不安定感を抱いている 外界に適応できない

 

・右上がりの地面の線
⇒未来に期待をもっている 現実を肯定し、希望を抱いている

 

・右下がりの地面の線
⇒未来を危険と感じ、過去へ退行 自分の拠り所となる現在が壊れそうな不安

 

・塗りつぶされた地面
⇒不信 裏切り

その他

・花が描かれている
⇒自己賛美 外面的な体裁を重んじて、外見を良く見せようとする

 

・巣箱
⇒自分から動かない 決断できない

 

・木から落ちた実
⇒自分が否定されている感覚 何かをあきらめて放棄した経験

 

・支柱が描かれている:植木鉢や盆栽
⇒不安定感 自主性の欠如 支持の欲求

 

・昆虫
⇒未熟である

 

・枯れ木
⇒抑うつ感 無力感

 

・雲
⇒秘密がある

 

・切り株
⇒激しい心的外傷

 

・山
⇒親への依存

筆圧について

筆圧にも着目してください。

・強い筆圧で幹の輪郭を強調した絵
⇒自己主張や活動性が高い 現実との接触を維持 積極的

・弱い筆圧の薄い輪郭線
⇒無気力で自己抑制的 自我と現実との境界が曖昧 急性の不安を感じている

・不安定な筆圧
⇒情緒不安定

最後に

いかがだったでしょうか?
ルネ・ステラの解釈と比較しても、大きくかけ離れた解釈ではないことがわかります。何かの参考にしていただけたら幸いです。

 

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