石灰藻を増やす方法を知ろう!

アクアリウム
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ライブロックに付着した石灰藻。
石灰藻は海水水槽には外せないアクセントになります。

でも石灰藻が発生しなくて
「どうしてウチの水槽には石灰藻がないんだー!」
と嘆く方も多いのではないでしょうか?

そんな方のために、今回は石灰藻を増やす方法をご紹介します。
「バクテリアが~・・・」などという難しい理論は抜き!

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石灰藻が発生しない原因

まずは石灰藻が発生しない原因を探りましょう。

①水換えをサボりがち
②水流がない
③水槽内にまったく石灰藻が存在していない
④茶ゴケが発生している
⑤水質チェックをしていない

1つでも該当するなら石灰藻の発生は厳しいのは当たり前です。
順に解説します。

水換えをサボりがち

水換え、めんどくさいですよね。
でも海水魚飼育では必要なことです。

汚れた海水を捨てて綺麗な海水を足すことではありますが、水換えをする最大の理由はカルシウム等の必要元素を補充するためです。

カルシウム等は水換えを行ってもどんどん消費されていきます。
3週間も水換えをサボれば「0」だと思ってください。

1/10でもいいから毎週換える or 2週間に1度1/3を換える

特にKH(炭酸塩硬度)、カルシウム、マグネシウムが大切です。
それぞれの理想値は後述します。

水流がない

適度な水流が必要です。
そもそも海水魚飼育において水流がないのは生体にとって良くありません。
自然界では潮の流れや海流があるので、水流は必然なのです。

水流がなく、よどみが発生しているような飼育環境は改めてください。

水流ポンプで水流をつくる
添加剤を使用しても水流で攪拌(かくはん)されないと効果がありません。

水槽内にまったく石灰藻が存在していない

水槽内にまったく石灰藻がないと石灰藻は発生しません。
つまり「種」が必要になります。

水質を整えたり、添加剤を添加しても種となる石灰藻がなければ発生しないのです。

石灰藻が付着しているライブロックを投入する
大きなライブロックである必要はありません。石灰藻が付着していればOKです。

茶ゴケが発生している

茶ゴケが発生しているということは、海水からリン酸塩と硝酸塩が検出されるはずです。
このリン酸塩と硝酸塩は石灰藻には邪魔モノです!

リン酸塩・硝酸塩は「0」を目指す
完全に「0」にするのは難しくても、近づける努力はしましょう。
本来、自然界の海水にはリン酸塩は存在しません。
エサのよって徐々に蓄積されていきます。
 
リン酸塩・硝酸塩の除去方法はこちら
 
コケ類は石灰藻の生育場所を奪ってしまいます。
言い換えれば、石灰藻はコケ類の発生を抑制することができます。
コケ類が発生していない美しい水槽には、石灰藻が発生しているものです。
茶ゴケ等が発生しているうちは添加剤を添加するのは逆効果です。

水質チェックをしていない

普段から水質チェックしてますか?
水換え時に塩分濃度を計測しているだけではありませんか?

ここまで説明したように、石灰藻を発生させるためには水質が良好な状態で、かつ安定していることが重要です。

こまめに水質をチェックすること
普段から水質をチェックしていればリン酸塩の増加やKHの不足にも気づきやすくなります。

理想値

先ほど紹介した必須元素の理想値は次の通りです。
 
KH(炭酸塩硬度) 7~11dKH
・カルシウム 
410~450ppm
・マグネシウム 
1,250~1,350ppm

必須元素を補う方法

ではこのような必須元素をどのように補うのが良いのでしょうか?

添加剤を使用する

石灰藻を増殖させるための添加剤を使用する方法があります。
必須元素を効率よく、手軽に補うことができるので重宝します。専門ショップでも使用している所が多いようです。

添加剤は茶ゴケ等が発生していない飼育下で使用するのが大原則です。
茶ゴケが発生しているのに添加しても、「茶ゴケのために添加しているのと同じこと」になり逆効果です。

「石灰藻用の添加剤を添加したらコケまみれになった!」
という嘆きは、この点を理解できていないことが原因です。

添加剤を使う前に水質を整えること

高品質の人工海水を使用する

人工海水はピンキリです。
しかし高い人工海水はそれなりの理由があるのです。

私が普段使用しているのはコレ。

水質に敏感なSPS(ミドリイシなど)を飼育している方にはおなじみの選択肢です。

※公式サイトより転載

1リットルあたり38.2gで人工海水を作れば、理想値内におさまります!
添加剤も併用すれば効果大!

まとめ

まずは水質チェックから始めましょう。
水換えをしつつ必要な成分を補充していけば良いのです。

石灰藻は暗い海にも存在します。
よって光について神経質になる必要はありません。蛍光灯やLED灯でも十分です。かえってメタハラ等の強力な光はコケを誘発するリスクがあります。

石灰藻は減ったり白化した場合は、当然水質の見直しと改善が必要となります。
石灰藻は良質な海水であることのバロメーターと言えるのです。

石灰藻の発生・増殖は「急がば回れ」がコツです。

 
 

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