【寿命】15年生きたキイロハギが死んでからキイロハギについて考えた

アクアリウム
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タイトルの通りです。
8年飼育したキイロハギが死んでしまいました。
数日前からエサを食べなくなり、見る見るうちに痩せてしまいました。

今回のことをもとにキイロハギの寿命はもちろん、飼育方法、病気について解説します。

死んだ直後のキイロハギ。15年間、ありがとう!

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個体について

沖縄にもキイロハギは生息していますが、キイロハギの多くはハワイ産です。
今回死んでしまったわが家のキイロハギもハワイ産です。
ハワイは年々、海水魚の捕獲の規制を厳しくしているため今後は入手が難しくなる可能性があります。

空輸にも強く、あまり弱った個体が出回ることは少ないと言われています。
それでも購入時に注意する点があります。

購入時の注意点

まず、痩せている個体は購入しないようにしましょう。どちらかといえばメタボな個体が良い個体です。
キイロハギに限らずハギ類は痩せやすいことを忘れてはいけません。
また体色が薄かったり、白っぽい個体は弱っています。

ショップで購入する場合は

・きちんと餌付けできているか?
・エサは何を与えているか?

この2点は必ず店員さんに聞いてください。
エサはなるべくショップで与えているものを使用するのがベストです。

盛んにライブロックや底砂を突く個体を購入してください。
コケ類が好物ですので、貪欲にエサを探し回っている個体が◎
しばらく水槽を観察しているとわかるハズです。

通販で購入する場合

目で確認して購入することができない以上、通販での購入は特に慎重になりましょう。
事前に質問できるなら、先ほどの2点は必ず確認してください。

到着時にヒレ等が欠けていることがあるかもしれませんが心配無用。
時間の経過とともに回復します。

キイロハギが好むエサ

キイロハギは植物性のエサを好みます。


わが家ではずっとコレを与えていました。

たまに体力増強と痩せ防止を狙って海ブドウも。
植物性のエサを多く与えることで濃い体色とメタボ体形が維持できます。

キイロハギの寿命

キイロハギの寿命は10年前後

このように言われることが多いキイロハギ。ペットとして飼われる海水魚のなかでは寿命が長いほうです。

もちろん飼育環境が適切であればあるほど長生きすることは言うまでもありません。

ただし、生まれて何年目の個体なのかは見てもわかりませんよね?
生まれて9年目の個体がハワイで捕獲されて日本のショップで売られ、あなたが購入したのかもしれません。

そうなればキイロハギにとっては長生きでも、飼育者にとっては「1年で死んでしまった・・・」ということもありえるのです。

卵から育てたなら別ですが、犬や猫のように生年月日がハッキリしているわけではありません。
つまり海水魚飼育において寿命は、飼育者にはわからないものなのです。

「○年生きた」という結果論でしかないので考えすぎないことも大切です。

キイロハギの性格

キイロハギは非常に温厚な性格です。好戦的ではなく、水槽内を悠々と泳ぎ回ります。
体も小さいわけではないので、攻撃的な魚と一緒に飼育しても攻撃されることは少ないでしょう。

混泳について

温厚な性格なので神経質に考える必要はありませんが、狭い水槽に何匹もキイロハギを入れるのは良くありません。

そもそもキイロハギは常に泳ぎ回っているので30cm水槽のような容量の小さい水槽での飼育は不向きです。(飼えないという意味ではありません)

キイロハギは混泳させて飼育することが多い品種です。
やはり最低でも60cm水槽を用意する必要があるでしょう。

そしてキイロハギの幼魚を購入・導入するときは慎重に!
キイロハギ自体は温厚ですが、体が小さいうちはタンクメイトに攻撃されたり、うまくエサにありつけないことが頻発します。
エサにありつけなければ衰弱し、病気や餓死を引き起こします。

攻撃を受ければストレスになります。
ライブロックの陰に隠れてばかりで、なかなか姿を現さないこともあります。

たとえ幼魚であってもなるべく痩せた個体は購入しないようにしましょう。見た目のチェックが重要になるので、キイロハギの幼魚を通販で購入することは避けましょう。

キイロハギの病気

海水魚飼育において白点病といえばナンヨウハギです。
キイロハギもナンヨウハギと同じハギ類なので白点病に注意が必要です。
特に尾ビレや胸ビレに発生することが多いので、普段から観察するようにしてください。
早期発見は早期完治につながります。
白点がでやすいヒレが透明な個体は、見つけにくいので注意深く観察してください。

水換えや掃除のときに底砂を舞い上げることは危険です。
プロホースを使用するのが効率が良くオススメです。


白点病の菌をデトリタスとともに舞い上げてしまうと、白点病に感染する確率が高くなります。

また白点病の予防として殺菌灯を設置するのも有効です。
紫外線で菌を殺すだけでなく、コケの胞子も退治してくれるので一石二鳥アイテムです。

そして病気ではありませんが、白点病以上に気をつけるべきなのが【拒食】です。

キイロハギの拒食について

白点病は飼育環境が悪いことが原因です。
水質をチェックしたり、水換えをサボらなければ大丈夫。

しかし、キイロハギの飼育において最も注意しなければならないのが拒食です!

「最近あまりエサ、食べないなぁ」

観察していてこう感じたら危険です。
そもそもキイロハギは大食いです。食が細くなるのは良くないことです。
気まぐれで1日くらい食べないことは問題ありません。

拒食が続いた果ては餓死です。
キイロハギはメタボであることが絶対条件。内臓が透けて見えたり、白っぽく体色が変化しているときは最期のときが迫っています。

もう一度、トップの画像を見てください。
胸ビレ周りがペッタンコです。3日前までは元気にエサを食べていました。

連続的な拒食になると手の施しようがありません。その時点でかなり痩せているはずです。
対策は以下の通りです。

隔離

とりあえず隔離します。できれば別の水槽に。
タンクメイトにエサを横取りされている場合は有効な方法です。

そしてショップで海ブドウなどの海藻を購入し与えてみてください。
植物性のエサが大好きなキイロハギ。引きちぎるように食べてくれれば復活する可能性が高くなります。

拒食を克服し、メタボになってきたら本来の水槽へ戻してあげてください。
メタボになる前に戻してしまうと再度拒食になった場合、加速度的に痩せてしまいます。

淡水浴・薬浴

これは痩せてしまったキイロハギには適さない方法です。
痩せている以上、体力がありません。淡水浴や薬浴に耐えることができません。
まだ痩せていない場合のみ有効です。

白点病や寄生虫が原因で拒食になっていると考えられる場合は、一刻も早く薬による治療を始めてください。

まとめ

いかがだったでしょうか?
キイロハギの飼育は特別難しいものではありません。
それどころか飼いやすい海水魚のひとつです。
白点病は飼育の基本的なこと(水換えや水質チェック)ができれば恐れることはありません。

今回死んでしまったわが家のキイロハギ。
15年のうち1度も白点病に感染しませんでした。
最終的には痩せてしまいましたが、拒食ではなく衰弱死(人間で言う老衰)だったと私は考えています。

キイロハギの色鮮やかな体色は水槽内を明るくしてくれます。
水槽を見ることを楽しくさせてくれることでしょう。

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