カクレクマノミが産卵したらどうしたらいいの?

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前回、記事にした我が家のカクレクマノミのペア。
ふと水槽を見ると産卵していました。

卵はまだピンク色なので産卵して間もないかと思われます。寄り添うのは番人のオス。尾びれで卵に水流を当てたりします。

今回もふ化させることは難しいかと思いますが、何回見ても卵を守るその姿はかわいいものです。

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産卵する条件

あくまでも我が家の場合ですが、

①水流がほどよく当たる場所

②ライブロックの平面

この2つがいつも共通しています。

産卵する場所はほぼ一緒です。②は平面とは言っても画像のように垂直に近い場所に産み付けています。
ただ、ライブロックのデコボコした場所には産み付けません。カクレクマノミにとって平らであることが必要なのでしょう。

水流は卵が揺らぐくらいはあった方がよいと思われます。たとえ平面であっても、水流が当たらないようなライブロックの陰には産み付けません。
この水流がふ化を促進させるのかもしれません。

よく考えれば海中は絶えず水流があるわけですから、それに近い環境が求められるのは当たり前のことなのでしょう。

ふ化はいつ?

私の経験として1週間から10日間でふ化します。ふ化が近づくにつれて卵は徐々に黒っぽくなっていきます。銀色の目玉(?)が一層目立つようになります。

不思議なことにふ化は昼間には始まりません。水槽の照明を消しても、部屋の照明がついているうちはふ化しません。完全に真っ暗の状態でないとふ化しないのです。(我が家の場合)

なのでふ化の瞬間を撮影しようと思ってもうまくいかないのはこのためです。
翌朝、水槽を見ると卵は完全になくなっています。

「夜のうちにふ化したんだなぁ」
と思うわけです。

稚魚は小さすぎて見つけることは至難のワザ。1匹くらいは捕獲したいのですが見つけることができません。

どうして生きられないの?

稚魚の死因はハッキリしません。ふ化が近いと判断した場合、私は水流ポンプは停止して就寝します。

ふ化したばかりの稚魚は体力もなく、水流ポンプの起こす水流に巻き込まれたらひとたまりもないでしょうから。

外部フィルターの給水パイプに吸い込まれる可能性は否定できません。さすがに外部フィルターを止めることはできないので仕方ありませんが。。。

自信をもって!

たとえ稚魚を見ることができなくても、カクレクマノミが産卵すること自体すごいことです!

【飼育環境が適切である】と思ってよいでしょう。落ち着かない環境では産卵なんてできないでしょうから。

1度産卵すると立て続けに産卵することが多いので、もし水換えを行うならふ化直後に行うのがベストです。もちろん稚魚がいるかもしれませんから慎重に。

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