ギャンブル依存症特有の思考とは【パチンコ・スロット】

ギャンブル
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過去記事の通り、かつて私はギャンブル依存症でした。
毎日のようにパチンコ屋に通い、徐々に金銭面や精神面が崩壊していきました。

今回の記事は、ギャンブル依存症に陥っている人の【心】について書いています。
私の体験談を交えていますので、最後まで読んでいただければリアルなギャンブル依存症者の特徴がつかめます。

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ギャンブル依存症は完治しない病気

ギャンブルにハマっている本人は、自分がギャンブルに依存しているとは思っていません。趣味のひとつと考えていたり、一時的なものと考えていることがほとんどです。

ギャンブル依存症はWHO(世界保健機関)が認定している病気です。
ただし、ギャンブル依存症は完治しないとも言われています。
治療方法はありますし、場合によっては薬も処方されます。なのになぜ完治しないのでしょうか?

回復と完治

薬を飲んだり、通院して依存状態から「回復」することは可能です。
しかしそれは「完治」とはまったく別なのです。

アルコール依存症の人が、仮に何年も断酒できていたとします。
ある日、結婚式に出席した際にコップ半分のビールを飲んだとしたらどうなるでしょうか?

想像できるハズです。
1滴でも体内にアルコールを入れてしまったら、何年間にも及ぶ断酒はリセットされてしまうのです。酒のうまさや、酔った気分が再び誘惑してきます。
かつて依存症だった人が、その誘惑に勝てることは稀でしょう。

つまり回復はできても完治はしないのが依存症の特徴なのです。
何かのキッカケで再発するリスクは相当高いのが特徴といえます。

ギャンブル依存症者の考えかた

ギャンブル依存症に陥っている人の考えかたは以下の通りです。

  1. 少しでもお金が入ったら、ギャンブルで増やそうとする。
  2. 根拠もなく勝てそうな気がする。
  3. この前勝ったから、今日は負けてもチャラ。
  4. 今月はプラス収支だから負けてもへっちゃら。
  5. なんとかなる。

これはあくまで私の体験によるものですが、大きくハズレていないと思います。

負けることを前提にギャンブルをする人はいません。なので負けた先のことをイメージしない(できない)のです。
勝ってお金が増えるイメージだけが頭の中を支配しています。

楽観的で都合のよい考えかたも特徴的です。
「今日は10,000円負けたけど、給料日まであと1週間だから大丈夫!」
などと、「負けてもなんとかなる」ことを自分に暗示します。

私の場合は
「20,000円負けたけど、連チャンしなかったわけじゃない。ヒキが弱かっただけ。ヤフオクでCDとか釣り道具売れば20,000円は補填できる!」
と考えたものです。

考え出したら止まらない

ギャンブル依存症者の特徴として、ブレーキが効かないことが挙げられます。

「今日は時間があるからスロットを打ちに行こう」
と思った以上、
「やっぱり軍資金も少ないからヤメておこう」
とは思わないのです。一度スイッチがONになったらOFFにすることができないのです。

勝つことに根拠のない自信があるので、
「(軍資金が少なくても)行けばなんとかなる」
と思い、ブレーキを踏むことはありません。

頭の中が完全にギャンブルで支配されてしまうので、物事の善悪もわからなくなります。
かつて、真夏のパチンコ屋の駐車場に駐車した車内に子どもを寝かせたままパチンコをしていて、子どもを死なせることが多発しました。

最大の特徴:借金

ギャンブル依存症の人には借金があります。
最初はわずかな借金でも、その借金をギャンブルで返済しようとするので結果的に借金が膨らみ続けます。

借金を繰り返すことで

  • 生活が困窮する。
  • 人付き合いが悪くなる。
  • 行動範囲が狭くなる。
  • イライラしがち。

になります。常に督促に怯えているので、電話しても出ないことが多くなります。

この状況になって
「このままじゃヤバい!」
と考えられるギャンブル依存者は少ないでしょう。

私は消費者金融で200万円借りても
「200万円くらい簡単に返せる」
と思っていました。完全に金銭観感覚がマヒしているのです。

不在時の督促が気になるので、自宅にかかってきた電話や届いた郵便物に神経質になるのも借金のあるギャンブル依存症者の特徴です。

金銭感覚

1時間バイトして得られる1,000円
スロットのメダル貸し機に入れる1,000円(メダル50枚分)

メダル50枚を使い切るのに10分もかかりません。同じ1,000円なのに・・・
当てるためなら湯水の如く使ってしまうので、ギャンブルに依存していればしているほど金銭感覚が崩壊しています。そのことに罪悪感もありません。
もちろん借金もそのひとつ。

負けて初めて
「あの金で焼肉行けばよかった」
とか
「今週の飲み会、どうしよう・・・」
と考えるのです。この後悔をいつまでも引きずる人は依存症になりにくいかもしれません。

ギャンブル依存症の人は楽観的なので、負けた直後は後悔するものの、翌日には
「今度こそ勝つ!」
と妙な決意をするものなのです。

そもそも自分の金銭感覚がマヒしていることに気づいているギャンブル依存症者はいません。
借金してまでギャンブルに没頭する異常な行動を、客観視できないのです。
金銭感覚が荒いことで、周囲の人が借金の存在やギャンブル依存症を疑うことも多いのです。

ギャンブルのためならウソをつく

例えば

  • 家族に内緒で有休を取ってパチンコ屋へ行く。
  • 「仕事が忙しいので帰宅が遅くなる」と言う。

などです。
大好きなギャンブルをするために、借金を隠すためにあらゆるウソをつき続けることになります。
本人は気づいていませんが、話に矛盾があったりすることも多く度重なるウソで家庭崩壊の危機に直面していきます。

バレていないと思っているウソほどバレているものです。

育児とギャンブル

主婦がギャンブルにハマる構図は昔からあります。
託児スペースを併設したパチンコ屋があるのもそのためです。
育児はストレスとの闘い。ストレス発散のためにパチンコやスロットにハマる主婦は多いのです。

家事の合間などのわずかな時間でもパチンコ屋に足が向くようになると、さまざまな変化が現れてきます。

  • 昼間、家に電話しても出ない。
  • 掃除が雑になった。
  • 常にイライラしている。
  • タバコ臭がする。

頭の中はギャンブルのことでいっぱいですから、育児や家事に余裕がなくなります。女性はウソが上手だと言いますが、ギャンブルに関してはそうではありません。

夫が薄々気づいているケースもあります。
借金が発覚してから、妻がギャンブルにハマっていることに気づくこともあります。

ギャンブルをしていることや借金を隠そうとすること自体がストレスになることが多くなり、何かと夫婦間で衝突することが増えます。
子どもがある程度大きい場合は、夫婦でパチンコ屋に行くことがあるかもしれません。しかし子どもが小さいうちはそうもいきません。

育児をおろそかにしてギャンブルにハマっている罪悪感を隠すために、絶対気づかれないよう徹底的に振る舞うのも特徴です。

まとめ

いかがでしたか?

先行きを考えず、とにかくギャンブルを楽しみたい欲求と興奮に負けてしまうのがギャンブル依存症です。

ギャンブル依存症からの脱出を試みるなら、まず依存症者の「心」を理解することが重要です。ギャンブルの金欲しさに犯罪に手を染めるケースも目立ちます。

ギャンブル依存と借金は密接な関係があります。
しかし借金問題を解決できたとしても、やはりギャンブル依存症は完治できないのです。非常に根深い社会問題の一つです。
まずはギャンブル依存症者の心を知ってください。

 

アース法律事務所

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