大人の百日咳について知っておこう【風疹だけじゃない!】

いろいろ
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以前、百日咳になった体験談を書きました。⇒こちら

今回はこの時の体験を交えて、百日咳について詳しく解説します。
百日咳に不安を感じている方に読んでいただきたい内容になっています。

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症状

大人は体力があるため重症化することは少ないといわれています。しかし乳幼児や高齢者の感染は注意が必要です。
気管支炎や肺炎を引き起こす可能性があるからです。

長引く咳

百日咳の潜伏期間は約7~10日間です。
その後風邪のような症状が2週間ほど続きます。しかし発熱することは稀で、発熱しても微熱程度です。
1週間以上咳が続く場合は要注意です。特に就寝時に咳がひどくなるので、睡眠不足から体力低下を招くことも考えられます。

異音と突発的な咳

息を吸うとき、気管や喉から「ヒューヒュー」と笛のような音が聞こえることがあります。
また発作のような突発的な咳が2~3週間続きます。この頃がピークです。

回復までの期間

2~3ヶ月で回復することが多く、まさに【百日咳】です。
ただし、その後も突発的な咳が出ることがあります。

感染力が強い

百日咳は、風邪のように咳やくしゃみなどの飛沫感染や接触感染で広まります。
発熱もなく咳が続くだけなので、「風邪が長引いている」と自己判断してしまうケースが多いのも特徴です。

咳が止まらないくらいで、仕事を休むなんてできませんよね?
私もそう思っていました。しかし不快な咳が続くのは、想像以上に体力を消耗するものなのです。

職場への報告

百日咳を疑って病院を受診する人は少ないでしょう。
受診した頃はすでにピークを迎えていることが多く、仕事への影響が心配されます。

子どもが百日咳と診断された場合は、法律により登校することができません。出席停止となります。インフルエンザと同じですね。

大人が感染した場合、法律による定めはありません。なので職場への報告義務はありません。
職場への対応については担当医に相談するのがベストです。
職場に広めてしまう可能性が高いことを考えると、私個人としては休むのがマナーかと思います。

早期受診

百日咳が疑わしい場合は早期に病院を受診しましょう。呼吸器内科を受診するのがベストです。
発症してから4週間以内に受診できるかがポイントです。

4週間以内に抗菌薬による治療をスタートできれば、症状を軽くすることができるので治療期間も短くなるでしょう。仕事への影響が長期化せずに済みます。

やはり咳が1週間以上続く場合は、早期に受診することが大切です。
簡単な検査(血液検査など)で感染の有無がハッキリします。

薬について

処方される薬は抗菌薬のほか、気管支を拡張させるものや去痰剤が中心です。菌を排出させるためには、処方された抗菌薬を必ず飲みきってください。

市販の咳止めは百日咳を治療するものではありません。菌が排出されない以上は効果はありません。根本的な治療が重要です。

悪化させない、広めないために

マスクは必ずつけてください。感染防止の意味もありますが、目的はもうひとつ。
突発的な咳は乾燥やホコリ、冷たい風などで誘発されることが多いもの。それらを取り込まないようにするためです。

飛沫や接触によって感染してしまうので、百日咳を意識した予防は難しいでしょう。
唯一の有効手段は「ワクチン」です。

ワクチンについて

「百日咳は子どもの時にワクチン打ってるから大丈夫!」
と思っている人、いませんか?
残念ながら百日咳ワクチンの免疫効果は4~12年で低下してしまうのです。つまり大人は誰もが感染する可能性があるのです。

この場合【成人用三種混合ワクチン】を接種するのが有効です。このワクチンを追加で接種することで、百日咳の抗体が再びアップするので感染を予防することができるのです。(ブースター効果と言います)

妊婦さんの場合

赤ちゃんが接種する3種混合ワクチンや4種混合ワクチンは、生後3ヶ月以降でないと接種できません。しかしそれまでに赤ちゃんが百日咳に感染してしまうと重症化する場合があります。

このため、お母さんがワクチンを接種することが必要です。赤ちゃんは胎盤を通じてお母さんの免疫を得ることができます。
その免疫は2ヶ月ほど持続します。
風疹が注目されがちですが、妊婦さんやご家族、周囲の方々は百日咳のリスクも考える必要があります。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は大人の百日咳について取り上げました。

「風邪にしては長引くな・・・」
と思ったら病院へ行きましょう。感染力の強さを考えたらボヤボヤしていてはいけません。
すぐに治療を開始してください。

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